第41回日本胸腺研究会の開催にあたって
第41回日本胸腺研究会 会長
吉野 一郎
千葉大学大学院医学研究院 呼吸器病態外科学
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この度、伝統ある第41回日本胸腺研究会の開催を担当させていただくことになりました千葉大学の吉野一郎です。30年前、私の学位研究のテーマが腫瘍内浸潤リンパ球に対する特異免疫の検出でしたので、胸腺という獲得免疫の形成に重要な臓器には特に関心を寄せておりました。外科医となってからは手術に重心が移ってしまいましたが、神経内科や基礎研究室との共同研究などをして参りました。この度本会の会長を勤めさせていただきますこと誠に光栄に存じております。盛会になるよう尽力して参る所存です。
この挨拶文を作成している2021年2月15日現在、関東圏など一部の地域はまだ非常事態宣言下にありますが、感染者数は低下傾向を示し、ワクチン接種も始まろうとしています。令和4年2月11日に開催される今回の学術集会は、現地開催を目ざして準備を進めていこうと存じております。千葉市での開催は昭和63年の第7回(千葉大学 山口 豊先生)以来です。皆様と千葉の地でお会いできることを心より楽しみにしておりますので、奮って演題のご応募を賜りますようお願い申し上げます。