会長挨拶
 会員・準会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 このたび、節目となる第40回日本公認会計士協会研究大会千葉大会2019を開催させていただくこととなりました。皆様お誘いあわせの上、奮ってご参加いただきますよう御案内申し上げます。
 2016年4月に設置された千葉会にとって初めての開催となります。これを契機に地域会として確固たる体制の構築を図ってまいりたいと思います。
 三方を海に囲まれ広大な平野が広がる千葉県は、古来より江戸・東京の台所として大きく発展してまいりました。水揚げ量最多の銚子をはじめ68の漁港を持つ漁業県でありながら、生産収穫量が全国トップ3に入る野菜果物が23種ある農業県でもあります。また、日本経済の一翼を支える京葉臨海コンビナートの一大工業地域、さらに日本のインバウンドの玄関口とも言える成田国際空港、東京ディズニーリゾートを中心とした観光産業と、全産業で高レベルな、まさにオールラウンドな県といえます。加えて、昨今、県内で地質学の発見もあり、世界中から注目されているところでもあります。
 今大会では、メインテーマを「会計・監査新時代~公認会計士と地域との共創~」といたしました。情報テクノロジー等の飛躍的な進歩や、AIの発達等により、時代が大きく変化し、会計、監査の環境も変革の時を迎えています。非営利分野等への会計監査の拡大や、企業や地方公共団体等で働く組織内会計士の増加等、公認会計士の活躍の場が広がり、求められる役割はますます重要となっています。公認会計士が、その知見を生かし、経営革新等支援機関認定制度などの国・自治体の各機関等の支援制度等 を活用しながら、地域と新しい関係を共に創り上げ、さらなる発展に貢献していきたいと考えています。研究発表も興味深い10テーマが出揃ったところです。
 また、記念講演では、キッコーマン株式会社代表取締役社長CEO 堀切功章氏に「キッコーマンの成長戦略~キッコーマンしょうゆを“世界の調味料”へ」をテーマに、日本の食文化の中心とも言える調味料「しょうゆ」を世界各地の食文化と融合させてきた取り組み、またその中で地域や社会とのかかわりを大事にしてきた思いなどについてご講演いただく予定です。
 参加者の皆様の研鑽の場となることはもちろんのこと、思い出にも残る研究大会となりますよう、関係者一同一生懸命取り組んで参りますので、ぜひともご参加いただきますようお願い申し上げます。
2019年6月1日
日本公認会計士協会 会長 関根 愛子
日本公認会計士協会 千葉会会長/第40回研究大会実行委員長 田中 昌夫
企画運営
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「第40回日本公認会計士協会研究大会千葉大会2019」係
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