COVID-19対策を尽くしながら従前とかわらない医療をとどけるべく尽力されておられる関係者の皆様に敬意を表します。
第43回日本手術医学会総会を昨秋から1月28・29日に延期したのち、世界に誇れるワクチン接種率の高さも背景にCOVID-19は抑えられておりました。感染対策を怠らねば2年ぶりのシンプルな現地開催による活発な討論ができることを確信して準備をして参りました。しかし、年末からのオミクロン株の急拡大によって、急遽、開催方法をあらためて検討する必要に迫られております。今後、勤務先御施設から課せられる行動制限や、行政からの活動に関する宣言等で、出席が困難になるかたが増えることも想定しなくてはなりません。
あくまで現地開催にはこだわり、お集まりいただける皆様には個々人で感染対策をして足をお運びいただきたいと思います。もともと各会場は大きめに設定して余裕のある席配置としております。問診票はもれなく提出していただきますし、手指消毒液も多く用意します。接触感染アプリもご利用下さい。興味深い企業展示も含めて、貴重な場を存分にお楽しみ頂きたいと思います。
どうしても参加が困難となった皆様にはWebでも参加していただける体制をオンライン参加登録(1月20日より予定)とともに急ぎ構築することといたしました。このままでは欠席やむなしとなられる発表や司会の皆様には、ZoomのURLをお届けいたしますので、ご利用のうえで御参加下さい。事前の予行演習の時間も設ける予定です。また各会場から、原則としてすべてのプログラムについてライブ聴講ができるように配信する予定です。
なにぶんにも急遽の設定という状況ですので、行き届かぬ点もあるかと存じますが、どうぞ御理解、御協力を賜りますよう、またそのうえで是非とも多くの皆様に御参加下さいますようお願い申し上げます。
2022年1月13日