日本臨床試験学会第15回学術集会総会 会長 岩崎 幸司 大阪大学医学部附属病院未来医療開発部臨床研究センター |
第15回 日本臨床試験学会(JSCTR)学術集会総会in大阪の会長を拝命いたしました岩崎幸司です。
JSCTRでは、様々な疾患に苦しむ患者さんに最善の医療を提供するために実施する臨床試験、臨床研究に携わる専門職全体の知識と技術の向上をはかり、研究を主導する医師及び生物統計、スタディマネジメント、データマネジメント、モニタリング、CRC等の支援職種の枠を超えた情報交換と教育・研究活動を推進しています。
第15回JSCTR学術集会総会in大阪は、これらの専門職種がその専門性を最大限発揮し、力を合わせてより早く質の高い臨床試験、臨床研究の実施を目指して「倶に織りなし、走り継ぐ臨床試験」をテーマとして、2024年3月7日(木)、8日(金)及び9日(土)の会期でJR大阪駅直結のグランフロント大阪 北館のコングレコンベンションセンターで開催いたします。
2010年に日本臨床試験研究会として第1回 学術集会総会を開催して以来、会員の先生方のご尽力により2024年には第15回を迎えます。
コロナ禍はそれまでの私たちの生活様式を一変させ、臨床試験、臨床研究にも大きな変化をもたらしました。特に、行動制限により不自由な生活を強いられた半面、これまであまり縁のなかったICT(Information and Communication Technology)を活用せざるを得ない状況に追い込まれ、センシング技術の進化とともにウェアラブルデバイスを活用した臨床試験、DCT(Decentralized Clinical Trial)の実施に関する議論が進んでいます。
このような状況を踏まえて、第15回JSCTR学術集会総会in大阪では、アカデミア、行政、企業の垣根を越えて多様なバックグラウンドを有し、第一線で活躍されている先生方にプログラム委員をお願いして、より多くの方々に実り多い会となるよう準備してまいります。また、より多くの方々に円滑に買いに参加していただけることを目指して、経験とアイデアが豊富な先生方に実行委員お願いし、プログラム委員会と協同して準備を進めて参ります。
第15回JSCTR学術集会総会in大阪への多くの方々のご参加を心よりお待ちしています。
Experts hands over, weave and advance Clinical Trials together!