第62回日本人工臓器学会大会
ISMCSのみどころ
第62回日本人工臓器学会大会参加の先生方へ

残暑の折、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。この度2024年11月13 - 15日にライトキューブ宇都宮にて人工臓器学会と同時開催で第30回国際補助循環学会( The International Society for Mechanical Circulatory Support: ISMCS 2024)を主催させて頂きます。preliminary programを添付させて頂きましたのでご覧いただければ幸いです。
https://kinki-convention.jp/ismcs30/files/preliminary%20program.pdf

今年のISMCS 2024のプログラムにおいては以下の6つの新しい試みをしております。
1. 1つ目は循環器内科に関するセッションを2つ入れた事です。ここ何年か新しいVADの登場がなく、MCS(補助循環)の領域には停滞感が指摘されています。これを打破するには循環器内科医の視点が重要と考え日本心不全学会とのジョイントシンポジウムや、AMI shockに関するセッションを企画しました。最近話題になっているDanGer AMI-shock trialの主任研究者であるJacob Eifer Møller先生もAHAに行く前に立ち寄ってくれることになっておりますので、AMI shockに関わる先生方にも是非参加して頂ければと思います。
2. 2つ目はVADコーディネーターの国際的組織であるICCACとのジョイントシンポジウムです。デバイスの進化と共に安全性は向上し、患者の自由度が上がっています。介護者の負担を減らすような患者自身によるVAD管理や、オーストラリアで行われているremote monitoring を駆使した介護者なしのVAD管理等について議論をしたいと考えてます。
3. 3つ目はアジアにおけるVAD治療の急速な普及についてのセッションです。特に中国では4機種の中国製のVADが使われ急速なVAD治療の発展があります。展示やWet labも併設して実際のデバイスを手に取って見て頂こうと思います。
4. エンジニアセッションも13 topics の内4つとし、出来るだけ臨床家も座長や演者に入って頂き、この学会の特徴であるは臨床家と研究開発を行っている大学や企業の方が同じ会場で議論できる会にしたいと考えております。欧米で治験が予定されている中国製の2つの新しいVADfirst in human 目前のインド-オーストラリア製のVAD (https://www.cardiobionic.com/)だけではなく、つい最近first in human が行われたBiVACOR-TAH (全人工心臓)、1年を超えるサポートが可能となったCarmat TAH(全人工心臓)HFpEFや拡張不全心のための左心房内埋め込み型小型軸流ポンプ (Pumpinheart)微小電流を心筋に流して心筋の回復を起こすペースメーカーの様なデバイス(Berlin Heals)或いはCardioMEMSTM HF system (INTELLECT 2-HF Study)やActiCare system、更にはAI(人工知能)を用いた心不全のremote monitoring の話も予定してます。
5. 外科領域に関してはプログラムにありますように、海外から20人の外科の先生方に来ていただけそうです。今回の学会は目的の1つとしてnetworkingを重視しています。つまり友達作りです。そのために学会会場(room 201)の隣room 202でコーヒーを飲みながら会場でのdiscussionの続きや、その他の話ができるようにしてます。また中国で各々200例以上使われているの2つのVAD (Corheart-6, CH-VAD(BRIOVAD)等を用いてのwet lab も11/14午前中に予定してますので、海外のexpertsとの交流の場になればと考えております。
6. ISMCS大会前日になりますが、11/12には第2回International Heart Hackathon Competitionと、ICCAC-MCS Bootcampを予定しています。前者は9カ国の学生による人工心臓デザインコンテストの様なもので、今年も世界各国から60人の参加が予定されています。またICCAC-MCS BootcampはISHLTを含む国際学会に併設して行われてきましたが、今回はアジアで初めての会となります。ISMCS参加の方は参加無料になりますので、国際交流を楽しんで頂ければと思います。
海外からの招請演者の先生方のほとんどは少額のサポート或いはサポート無しで来ていただいておりますが、十分な予算がなく、国内学会に比べると参加費は高額になっております。しかしながらプログラムを見て頂いてお判りになるようにきっと参加してよかったと思って頂ける会になるよう努めておりますので演題登録・参加登録のほどよろしくお願いいたします。ISMCSで登録して頂ければ第62回日本人工臓器学会も参加できます。演題は既に発表済み・発表予定のものでも結構ですので、何卒登録のほど宜しくお願い致します。
第30回国際補助循環学会
(The International Society for Mechanical Circulatory Support: ISMCS 2024)
学術集会大会長
獨協医科大学埼玉医療センター心臓血管外科 主任教授
戸田宏一 拝
website : https://kinki-convention.jp/ismcs30/index.html
List of invited speakers of ISMCS 2024
Daniel Zimpfer, Antonio Loforte, Evgenij Potapov, Alexander Bernhardt, Ivan Netuka, Thomas Schlöglhofer, Pascal Leprince, Tomaso Bottio, Jacob Eifer Møller, Andrew Malone, Ina Laura Perkins, Christoph Nix, Ulrich Steinseifer, Libera Fresiello, Steven Jacobs, Hermann Reichenspurner, Marcus Granegger (from Europe)
Mandeep Mehra, Christopher Salerno, Stravros Drakos, Aly Banayosy, Eduardo Rame, Manreet Kanwar, Iki Adachi, Akinobu Itoh, Masahiro Ono, Kenji Minakata, Kiyotaka Fukamachi, Vakhtang V. Tchantchaleishvili, Jamshid Karimov, Janet Wu, Tadashi Motomura, Zhongjun Jon Wu, Seth Bilazarian, Roberta C. Bogaev, Joyce W. Wald, Carlo Renato G Bartoli, Marvin J. Slepian (from US)
David McGiffin, Janelle McLean, Shaun Gregory, Xianqiang Wang, Cumaraswamy Sivathasan, Nai Hsin Chi, Yang Hyun Cho, Po-Lin Hsu, Desiree Robson, KR Balakrishnan, Daniel Timms, Christopher Hayward, Chiahao Hsu (from Asian-Pacific)
事務局
獨協医科大学埼玉医療センター心臓血管外科
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